【2020年度版】就活っていつから何を始めれば良い?ベストな時期とスケジュールを紹介!

就職活動

こんにちは!かまぼこです。他の記事でもチラホラ書いておりますが、かまぼこはちょっと前まで某IT企業の人事担当者(新卒採用)をしておりました☺

近年では、就活解禁時期とか経団連がどうとか色々とゴチャゴチャしてますが、結局いつ何をすれば良いの?と言うのが就活生の皆さんにとっての悩みだと思います😅。人事担当者の経験を活かして、この記事では一般的な就活のスケジュールと流れについてご紹介していきます!

就活の流れはどうなっているの?

就活の流れをざっくりまとめると、以下になります。

  1. 自己分析
  2. 情報収集
  3. インターンシップ参加
  4. 合同説明会参加
  5. エントリー
  6. 会社説明会参加
  7. エントリーシート(ES)&履歴書提出
  8. WEBテスト受験
  9. グループワーク・面接
  10. 内定

こんな感じです。長い!と思われた方も多いでしょう😅あくまで一般的な流れになるので、企業によってはエントリーシートの提出やWEBテスト受験不要、というのもあります。ただ、7〜8割の企業は上記の流れになると思います。

就活はいつから始めるべき?まず最初に準備すること

さて、就活はいつから始めるべきか?これは、早ければ早いほど良いです。それだけ、周りの就活生より多くの情報や知識が得れますからね。早く始めすぎて中だるみしない様に、最初は少しずつで良いと思います。例えば、日々の生活の中で、自分が面白いと感じたこと、興味があるなと思った事をメモしてみることからでもOKです。

具体的にいつから始めれば良いのか?については、以下にタイプ別に分けて見ました。

外資系企業でバリバリ働きたい → 大学2年生から開始
色んな企業を見てみたい → 大学3年生の夏頃から開始
やりたい事が決まっていない → 大学3年生の秋頃から開始
色々な企業の情報が出揃ってから決めたい → 大学3年生の冬頃から開始

外資系企業は、日系企業と違って一般的な就活シーズンというのがありません。そして、内定はインターンシップの功績によってもらえる事がほとんどです。つまり、インターンシップで成果がでなければ内定のオファーはありません。残念ながらオファーをもらえなくても、外資系企業でインターンシップを経験できたこと自体がステータスです。外資系企業を目指す人は、インターンシップに参加するための選考を突破できる様、大学2年生には対策を開始しましょう。

続いて、色々な企業を見てみたい!という人は、大学3年生の夏頃から開始すると良いでしょう。最近は、多くの企業が”インターンシップ”を実施する様になりましたね。早い企業だと、サマーインターンシップを夏から開始している企業もあります。この時期の参加者は、意識が高く優秀な学生が多いのが特徴です。就活準備ゼロの状態でインターンシップに臨むと、若干取り残された感があるかもしれませんが、間違いないくモチベーションアップに繋がります。インターンシップに参加する際は、最低限、開催企業の業界研究などをしておくと良いでしょう😊

やりたい事が決まっていない人は、大学3年生の秋頃から開始すると良いでしょう。秋には、多くの企業がインターンシップを実施しています。一通り、自己分析や業界研究などをしてみて、気になる業界が絞れてきたらインターンシップに参加してみると良いと思います。就活解禁の3月からは、選考が始まってしまう企業も多いので、選考を意識せず色々と参加できる秋のインターンシップはオススメです!

色々な企業の情報が出揃ってから決めたい人は、大学3年生の冬頃が良いでしょう。一般的に、就活解禁と言われているのが3月です。3月以前は、採用情報について公表する事がタブーとされているため、社開催のインターンシップなどに参加しない限り情報が得られません。冬頃から自己分析などを開始し、3月の就活解禁からは、福利厚生や給与事情など、しっかりと条件を見極めながら企業研究をしてみてくださいね。

インターンシップは参加必須?

かまぼこ的には、インターンシップは参加した方が良いと思います。インターネットで調べて得た情報と、実際に自分の目で見た情報って全然違う時ありますよね😅。例えば、食べログでは口コミも良くてお店も綺麗そうだったのに、実際に行ってみたらちょっと違った…なんて事もあると思います。

インターンシップは、企業の雰囲気や業界の知識がリアルに得られる貴重な機会です。加えて、前に行ったA社はここがこうだったけど、B社はどうかな?といった様に、比較をして考える事ができるようになります。

ただ、入社を希望する企業のインターンシップに行く場合は要注意。

 

かまぼこ
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ぶっちゃけ、インターンシップで良いなと思った学生は、本選考が始まってから選考結果に評価がプラスされます。

 

志望度が高い企業のインターンシップに参加する場合は、企業研究などの準備に加え、挨拶や言葉遣いなどの立ち振る舞いには十分注意しましょう。特に挨拶は大事です!インターンシップ会場に入る際など、わざわざ立ち止まって挨拶まではしなくて良いけど(後ろがつかえるから)、きちんと顔を見て挨拶すると印象が良いですよ😊

就活解禁後のスケジュールについて

就活の流れについて、もう一度おさらいしましょう。

  1. 自己分析
  2. 情報収集
  3. インターンシップ参加
  4. 合同説明会参加
  5. エントリー
  6. 会社説明会参加
  7. エントリーシート(ES)&履歴書提出
  8. WEBテスト受験
  9. グループワーク・面接
  10. 内定

ここでは、就活解禁後のスケジュールについてお伝えします。(インターンシップに参加したい人は、就活解禁となる3月までに①〜③をやっておく様にしましょう。)

3月上旬:就職ナビサイトからエントリー&合同説明会に参加

就活が解禁するとできる様になるのは、大手就職ナビサイト(リクナビ、マイナビ、キャリタス)での採用情報の閲覧やエントリーです。エントリーをすると、内定獲得への道のりである”選考”に臨む事が出来ます。

東京ビッグサイトなどで開催される合同説明会も、就活解禁時期の3月上旬に行われる場合がほとんどです。合同説明会では、何万という企業が個別にブース出展をし、説明会を行います。1日で色んな企業を周れるので、効率よく情報収集が出来るのが特徴です。ただ、会場が広く就活生は歩き疲れることになるので、前日はしっかり睡眠を取ってから臨むようにしましょう!

3月中旬:会社説明会に参加

就職ナビサイトでエントリーした企業や、合同説明会で気になった企業があったら、企業が自社で開催している”会社説明会”に参加します。会社説明会では、具体的な事業内容や仕事紹介、選考の流れなどについての説明がありますので、選考を希望する人は参加必須となります。

会社説明会では、その会社を今後受けるかどうかを判断する場なので、説明会で知った情報はその場でしっかりメモをとる様にしましょう!特に、何社も参加する様になると記憶がごちゃ混ぜになってくるので要注意ですw

後々必要となる”志望理由”を考える際にも必要な要素となりますので、いいなと思ったことや興味があると感じたことは小まめにメモしておくと良いですね😊

3月下旬:エントリーシート・履歴書提出・WEBテスト

エントリーシートは、企業によって実施していない場合もありますし、内容も様々です。一般的なのは、志望理由や学生時代に取り組んだこと、〇〇についてどう思うか、など少し長めの記述式が多いです。

履歴書は、ほぼ全ての企業で必要と言って良いでしょう。これまでのあなたの経歴や、現在何を学んでいるかなどを知るツールとなります。ここでオススメしたいのが、大学で発行している履歴書を使用すること。大学内の生協などにあると思います。市販の履歴書と違って、卒論の研究テーマや大学時代力を入れたことなどを書く欄があり、企業が知りたい項目が揃っています。

WEBテストも、7割くらいの企業は実施していると思います。WEBテスト以外にも、筆記試験やテストセンターなど種類は様々です。テストセンターは、わざわざテストを実施しているセンターまで出向く必要がありますが、3回までテスト結果を他の企業に使い回せると言った特徴もあります。

ここで気になるテスト内容ですが、いずれも小・中学生レベルです。例えば、時速を求める計算式や濃度の計算式、簡単な方程式や漢字など。対策をしておけば必ず点数は取れます。テストで落とされてしまう事ほど勿体ないことはありません。必ず書店などで売ってる対策本を1冊はやる様にしてください!!

かまぼこ
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エントリーシート、履歴書、WEBテストの対策については、就活解禁前から準備しておくと余裕を持って臨めます!

 

4月:グループワーク・面接開始

書類選考(エントリーシートや履歴書)やWEBテストが合格となると、ようやく選考らしくなってきます。どこの企業も必ず実施する”面接”。企業によっては、グループワークや集団面接を設けているところも多いです。

グループワークでは、複数の就活生が1つのグループとなり、決められたお題に対してあれこれ議論したりします。ここで人事担当者は、集団の中での振る舞い方を見ています。会社も一つの組織なので、チームワークが不可欠。グループワークはある程度慣れも必要なので、あえてあまり興味がない企業でお試し受験してみるのもありかもしれません😅

面接も、志望者が多い企業は集団面接を行なっているケースがほとんど。これが結構プレッシャーですw隣の人がめちゃくちゃ優秀だった時とか、言おうと思ってしまった事を先に言われちゃったりすると、緊張が倍増します。ですが、集団面接は”良い人を合格させる”というよりかは、”NGな人を落とす”のがメインの様に思います。その場が凍りつく様な発言や、突然泣き出す、会話のキャッチボールができない、などが無ければ通過率は高いはず。

個別面接は、しっかり自己アピールができる分、面接官からの質問も鋭いです。自己分析や企業研究を怠ると、大抵ここで落とされます。そして、会話の内容だけでなく、身なりや立ち振る舞いも重視されますので要注意。しっかりと面接対策をしてから臨む様にしてくださいね☺

ちなみに、経団連に加盟している様な大手企業は、6月から面接解禁となります。ただ、それ以前に”個別面談”や”グループワーク”を実施している企業がほとどんど。大手企業を目指している人も、対策は早めに行なっておきましょう!

4月下旬〜5月以降:内定

経団連に加盟していない中小企業などは、4〜5月には内定をもらえる事が多いです。大手企業は、6月1日から一気に内定出しが始まります。大手が第一志望の学生は、4〜5月中にいわゆる”持ち駒”として、第一志望以外の企業からの内定を保有しておくのが一般的ですね。

大手企業が第一志望でなくても、経験として”日本を代表する企業の選考”に参加するだけしてみたい、という学生は結構多いです。そういった意味では、6月に内定の承諾有無を決める学生が一番割合が大きいはず。

内定を通知している企業側としては、早く気持ちを固めてもらいたいのが本音ですが、新卒としての就活は人生に一度きりです。後悔の残らない様、受けてみたい会社は全部受けきってから就活を終える様にしてください!!

まとめ

いかがでしたでしょうか。次回は、就活の各ステップについて詳しいアドバイスをまとめられたらなぁと思います☺💕就活のここが分からない、などがありましたらいつでもお問い合わせからご質問くださいね⭐

就活は、大変な事も多いけど自分を成長させてくれる貴重な機会です!かまぼこも学生時代、就活を通して少しだけ自分を客観視できる様になったかな、、、と思います。この先、たとえ選考で落とされてしまう様な事があっても、その経験は決して無駄にはなりません。是非、楽しみながら就活をしてみてくださいね。

これから就活を始める方の参考になれば嬉しいです😊
最後まで読んでくださってありがとうござました!

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